『木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心』(美術出版社)
10日付の「東京スポーツ」がお笑いコンビ・とんねるずのコンビ唯一のレギュラー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が9月末にも終了する予定で、それに伴ってコンビは解散。さらに、メンバーの石橋貴明と木梨憲武がそれぞれ“第2の人生”を歩むことになりそうだと報じた。
同番組は前番組の『とんねるずのみなさんのおかげです』から合わせて88年10月から放送されている長寿番組。しかし、ここ最近は視聴率が低迷している割に、同紙によると2人で1本800万円以上という高額なギャラも含めて制作費は1本3000万円と破格。さらには、とんねるずをバックアップしてきたフジの役員が6月の人事異動で子会社に出向してしまったことなども終了の理由だというのだ。
「役員とは長年、バラエティー班のトップとしてフジテレビをけん引していた港浩一氏。ここ最近、フジテレビは視聴率が軒並み低迷しているが、上層部は役職をシャッフルすることでしか“責任転嫁”できなかった。その煽りをもろにくらってしまったのが港氏で、6月に関連会社の共同テレビの社長に就任。この時点で、とんねるずの“延命”がなくなったと言われていた」(フジテレビ関係者)
東スポによると、“第2の人生”として、石橋は新たにテレビの制作会社を立ち上げ、木梨はアーティストとして、絵や工作物などの創作活動に専念するというが、そうなると2人の家族は頭を抱えることになりそうだというのだ。
「石橋は会社のトップに立つ器ではない。おまけに、感覚が昔のテレビマンのままだから、お金が使えなくなった今のテレビ業界で生き抜いていくことは難しいだろう。妻の鈴木保奈美は3人の娘の子育てがひと段落したため、女優業に復帰。ところが、最近は端役ばかりで稼げず、家計は石橋頼み。一方、木梨は石橋のように浪費家ではないものの、1男1女がいてこれからお金がかかる。妻の安田成美は女優復帰しているものの、気が向いた作品ぐらいにしか出ないので、やはりこちらも家計は憲武頼み。2人にとって“最後の砦”だった『みなさん~』の終了は両家の家族にとっても大打撃のはず」(女性誌記者)
長寿番組終了となれば、後釜の番組が気になるところだが、間違いなくとんねるずの起用はなさそうだ。