韓国では、実は日本ほど悪意に満ちた本は多くないことは本文で見た。そんな韓国の日本関連書籍をいくつかご紹介!
■盗作騒動でミソがついたベストセラー
コテコテ“反日”本
【1】『日本はない』チョン・ヨオク(1993年)
【2】『下品な日本人』ユ・ジェスン(1994年)
【1】は、チョン・ヨオクが日本人のイジメ体質や没個性的な性質を批判した激辛エッセイ。反日感情を煽って一躍ベストセラーになった。同氏は本書の成功から政治家に転身。しかし12年に、友人であるルポライターのユ・ジェスンから「自分のアイデアや資料を盗用した作品」と訴えられ、12年に敗訴。政治家としての信用も失墜した。なお、盗用元と思われるユ・ジェスンのエッセイ【2】は、【1】の翌年の発売である。