【連載15周年特別企画】高須がソープランド愛と「薔薇族」復活を熱く語った夜!

──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

高須とメインゲストの西村氏(左)。高須は西村氏から高級時計をプレゼントしてもらいご満悦。

 自称“サイゾーのフィクサー”高須基仁の本誌連載が15周年に突入。それを記念するトークライブ「吠える!! 喰らう!! 噛み付く!!」が6月19日に銀座のライブハウス「まじかな」で開催された。高須がゲストに指名したのは、ソープランドのオーナー・西村寛童氏。やり手の西村氏は吉原の老舗ソープランド・金瓶梅のほか、複数の性風俗店を所有する。高須は「吉原が東京都の弾圧を受けている! 300年続いてきた廓文化が危ない!」と憤慨し、西村氏と共に戦う決起対談を行うはずだったが……それは、カオスな夜の始まりだった。

高須基仁(以下、高須) 金瓶梅は吉原ではダントツの人気です。今日も西村氏は、人気ソープ嬢を5人も従えて来てくださった。

西村寛童(以下、西村) 私は14歳のときに泪橋を泣いて渡って吉原のソープの経営一家に売られてきて、養父が私を手塩にかけて育ててくれました。そして、14歳から「おじちゃん、お写真だけでも見てください」と一生懸命呼び込みを手伝っておりました。それから30年がたとうとしております。私は吉原の全盛時代をこの眼に見ております。24時間営業がかなった時代でした。今は30分7000円の格安店、あるいは8万円を掲げて6万円にディスカウントするエセ高級店が横行しています。群雄勃興です。しかし、女の子の収入はどうなのでしょうか。私はグレートスタンダード3万円、これが最強と唱えてやみません。なぜなら35年前の料金がそれだったからです。この金額で最高のサービスを提供するのが吉原の誇りです。

高須 格安店では女性へのバックが少ないことを、西村氏は警告をしているわけです。

西村 はっきり言って、30分4000円のお店をつくっても絶対負けない。でもそんなことをやっていたら吉原は最後です。だからグレートスタンダードをお題目のように唱えています。私は吉原を愛し、吉原を守り抜きたい。

高須 東京都からは相当弾圧を受けているんですか?

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2024.11.22 UP DATE

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