「デート~恋とはどんなものかしら~」公式HPより。
19日にスタートするフジテレビ系の月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」の完成披露会見が12日、都内で行われた。
会見には、主演をつとめる、元日に俳優の東出昌大と結婚した女優の杏、昨年12月28日に俳優の向井理と結婚した女優の国仲涼子が出席。2人のうち、国仲は結婚後、初の公の場となるだけに、結婚後、いまだに公の場で喜びのコメントを発していない杏とともに発言が注目されたというが、集まった報道陣の期待通りに事は運ばなかったようだ。
「恋愛ドラマだけに、本来ならば、うまくフジサイドが司会者に杏と国仲を祝福させてコメントを引き出すのがベストの形だった。ところが、2人の所属事務所がフジサイドに『プライベートには触れないでほしい』と注文を出したため、フジサイドはまったく抵抗することなく全面的に受け入れ、集まった報道陣に対してもプライベートに関する質問をNGにしてしまった」(会見を取材した記者)
その結果、会見では2人に理想のデートを聞くのが精一杯だったうようで、杏は「着物でいろいろなものを見にいったり、普通の場所や洋食屋さんにも着物を着ていきたい」、国仲は「遊びに外に出たい。遊園地や動物園など」と明かしたが、会見後に2人の所属事務所の差が大きく出てしまった。
「国仲の事務所は安室奈美恵、観月ありさらが所属し、マスコミ対応に慣れているので、『国仲が帰り際に聞いてください』とうまく誘導。その結果、国仲は『結婚おめでとうございます』と問いかけられ、国仲は『ありがとうございます』などと笑顔で答えた。それに対して、杏の事務所は売れっ子の杏の意向に従うがままなのに加え、国仲の事務所のようなマスコミ対応ができない。そのため、杏は結婚の祝福にコメントはせず笑顔で会釈しただけ。この分では、当分、結婚について生コメントをすることはなさそう。せっかく、朝ドラ『ごちそうさん』でブレークし好感度が上がったのに、結婚前も、結婚してからもプライベートについてのコメントを避け続けているため、『もう大女優気取りか』という声が聞こえ始めている。とはいえ、事務所はそんな状況をどうすることもできない」(同)
当然、会見を扱った記事は国仲の方が大々的にクローズアップされていたが、杏がこのままでは、ドラマの視聴率アップにまったくプラスになることはなさそうだ。