――AV女優が語る政治と性事のおカタイ話☆
(写真/斎藤大嗣(go relax E more))
今月のトピック
2014年11月21日の衆議院解散に伴う選挙。同年12月2日公示、14日投開票。安倍晋三首相は今回の解散を「アベノミクス解散」と銘打ち、アベノミクスへの評価を最大の争点として位置づけた。しかし一方で、第2次安倍内閣の失策をうやむやにし、延命を図るための「大義なき解散」との批判も。
第47回衆議院議員総選挙
AVメーカーMAXINGイチオシのAV女優さんに、あえてカタい時事ネタを振ってみるこの連載。前号まで続いた「お色気性事学入門」から2ページに拡大し、心機一転リニューアルです。グラビアも豪華になった記念すべき第1回のゲストは、2015年1月にデビュー予定の葉山瞳ちゃん。お題は、第47回衆議院議員総選挙です。
──93年生まれの瞳ちゃんは今回が初めての国政選挙になるわけだけど、ずばり、投票には行きますか?
葉山瞳(以下、葉) 行くかどうかはまだわからないです。っていうか、なんでいま選挙するんですか?
──おおっ、鋭い返しだ。確かに安倍首相の任期はあと2年残ってるし、誰も解散しろなんて言ってないんですよ。でも、消費税を上げるタイミングを15年10月から17年4月に延期するから、国民の信を問うと。
葉 延期っていっても、どっちみち増税するんですよね?
──ですね。消費税が5%から8%に上がったとき、しんどいなって感じました?
葉 大きい買い物したときは、レジで「そんなに!?」ってびっくりしました(笑)。たった3%上がっただけなのに、大きいですよね。できれば5%に戻してほしいです。
──ただ、政府の言い分としては、消費税を上げないと日本の国家財政が破綻してしまうと。特に今は、医療費や社会保障費が膨れ上がってるから。
葉 確かに、それはしょうがないかなって思いますね。高齢者も増えてますし。
──そこは納得できます? 「わたしたちは病院に行かないのに、どうして若者がお年寄りの医療費を負担しなきゃいけないの?」みたいな意見もありますけど。
葉 正直、わたしもちょっとはそう思うんですけど、自分が年をとったときにそれを若者に言われたらイヤだなって。