――マンガ家服部昇大先生が紐解く流行をものの3分で徹底解明
ネットでは『ハイスコアガール』をもじって「敗訴怖がーる」とまでいわれている。押切先生のご無事を祈ります。
2014年もいろいろな問題が起こった。時には世界情勢についてコラムを書こうとも思ったが、筆は走らない。答えは単純、知らないからです☆というわけで今回は、我々マンガ家が震撼した『ハイスコアガール』事件。
『ハイスコアガール』は「月刊ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)で11年より連載がスタートした押切蓮介先生によるゲームマンガで、誌面で大ヒットを飾り、後にアニメ化も決定。しかしアニメ化に際し、作中に登場するゲームキャラの著作権を持つSNKプレイモアから許諾を得ていなかったことが発覚。連載は休載、単行本も回収、果ては刑事告訴され、去る11月7日にスクウェア・エニックスの社員ら15人と共に押切先生までが書類送検されてしまうという大事件に。