【メディア業界】売り上げ減&広告減!ダブルパンチでKO寸前!?

(絵/都築 潤)

↓毎日新聞
[連結売上高]約2400億円(13年3月期)[純利益]約22億円(13年3月期)[従業員数]約2800人
かつては朝日新聞との”二強”時代も長かったが、72年のいわゆる西山事件などの影響で部数が激減。00年代前半には400万部を割り込み、14年前半期は約330万部となっている。決算でも09年、12年は赤字決算であり、依然として苦しい状況は続いている。

↓朝日新聞
[連結売上高]4695億円(14年3月期)[純利益]128億円[従業員数]4673人(13年4月1日)
発行部数740万部。読売の960万部には敵わないが「他新聞購読者と比べて『ホワイトカラー層』『大学・大学院卒』の読者が多いほか、平均世帯年収が高いこと」(同社広告局のサイトより)が自慢。誤報騒動で叩かれたら「信頼回復と再生のための委員会」という、さっきまで天界にいたような名称のお友だち委員会を設置。その何様っぷり、ズレてます。

↑NHK
[連結売上高]6570億円(13年3月期)[純利益]227億円(13年3月期)[従業員数]1万292人(13年度)
NHKの契約合計数は、94年3月末は3502万件(うち衛星契約658万件)から14年8月末は4175万件(うち1865万件)と、意外にも堅調している。大河ドラマ不振、籾井勝人会長の失言などがあっても、やっぱり”みなさまの公共放送”は強い!?

↑日本経済新聞
[連結売上高]2879億円(13年12月期)[純利益]114億円(13年12月期)[従業員数]3051人(13年12月)
朝刊の販売部数は302万部(11年)→277万部(14年)と減少しているが、電子版の有料会員数は10年3月の創刊から4年半ほどで36万人(14年)と着実に伸びている。うち18万は電子版単体の読者で、「就活に役立つ」と若年層にもアピールする。紙より利益率がいいので、そりゃあ力も入りますわ!

※注釈がない純利益は14年3月期純利益、「連結売上高」は14年度3月期、「連結従業員数」は2014年発表の数字になります。

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