――あるあるネタでおなじみのレイザーラモンRGが、アダルトグッズから、性と社会の関係を講ずる!
(写真/小野つとむ)
この連載では あるあるネタ でブレイク中のレイザーラモンRG氏が、思わず「あるある」と言いたくなるようなエピソードと共に、アダルトグッズの普及を考えていく。今月は想像を超えた使用感を体験できるオナホール「ロングスライド」をピックアップした。
――早速ですが「ロングスライド」を使ってみての“アダルトグッズあるある”をお願いします!
レイザーラモンRG(以下、RG) いきなりですね(苦笑)。では、“アダルトグッズあるある”をRGの思い出に乗せて語り尽くします。
まず、私は個室ビデオで5~6年働いていたことがあり、オナホールなどの仕入れも担当していました。当時はスポンジのカップホールが人気で、確か「ベストフレンド」という商品が一番の売れ筋だったんじゃないかな? その頃と比べるとこの「ロングスライド」は、快感を追求する工夫にあふれていて「オナホもここまで来たか!」というほどの進化ですね。
――かなり詳しいですね。
RG 私の考えでは、団塊世代はオナニーに対して “いけないもの”という禁忌を持っていたがゆえに、彼らが若かりし頃は、オナニーグッズも画一的で面白くないものばかりだったと思うんです。しかし、テレビやビデオが普及して、AVが一般に浸透していく中で、我々のような団塊ジュニアの世代たちは、オナニーという行為に対して昔ほどは禁忌を持たなくなったと思いませんか? そのためにユーザー側も多彩なニーズを持つようになり、オナホールもそれにこたえようとして進化しているんでしょうね。