関係悪化は7月末!? ネット上で”復讐”しストーカーに及んだ三鷹女子高生殺人事件の犯人

『桶川ストーカー殺人事件』(新潮社)

 8日に東京都三鷹市で高校3年の鈴木沙彩さん(18)が元交際相手の池永チャールストーマス容疑者(21)に刃物で切られて殺害された事件で、一夜明けた9日、池永容疑者が「殺すつもりで、数日前に都内でナイフを買った。自宅周辺で帰りを待っていた」と供述し意図的な犯行であることが明らかになったことを各メディアが報じた。

 また、池永容疑者の居住地が京都府にあり、鈴木さんとは「(交流サイトの)フェイスブックで知り合った」と説明。かつて交際していたが、別れ話がもつれてつきまといなどをするようになったとみられていることも明らかになった。

「池永容疑者は事件の1週間ほど前から鈴木さんの自宅周辺で待ち伏せして鈴木さんにつきまとうようになったみたいで、自宅周辺ではやたら距離感があり不自然に会話をする2人の様子が目撃されていた。そのため、鈴木さんは8日朝に両親と一緒に三鷹署でストーカー被害を相談し、同署はその場で池永容疑者の携帯電話に3回電話をしたが出なかったため、留守番電話に『折り返し電話をください』とメッセージを残し、その後文書で警告することになっていたというから、警察の対応は妥当だったのでは」(全国紙社会部記者)

 鈴木さんは小学校5年生でスカウトされ、今年8月まで芸能プロに所属しドラマや映画に出演し女優として活動。自身のブログで「大伯父は倉本聰」と綴り、脚本家の倉本聰氏の親戚にあたることで大々的にニュースで取り上げられているが、事件発生後から鈴木さんのブログには誹謗中傷の類いのコメントが寄せられており、その原因が池永容疑者の”復讐”によるものとみられているというのだ。

「海外にサーバーがある大手アダルト動画・画像投稿サイトに鈴木さんと思われる女性が自撮りして男性に送ったと思われる70枚近くのH画像や、卑猥な行為の動画1本が投稿され、それが拡散されてしまっている。投稿者のアカウントを見ると英語で書かれているが、池永容疑者と同じ21歳で、投稿先は東京・三鷹。おまけに、アカウントの名前も鈴木さんの名前にかけたものが使われている。アカウントを取得したのが7月22日なので、それ以前に鈴木さんと交際がもつれ”復讐”のために投稿を始めたのでは。10月5日には鈴木さんになりすましたツイッターアカウントが取得され、その動画サイトのURLが貼り付けられているので、それも池永容疑者の仕業だったと思われる」(週刊誌記者)

 ネット上ではその投稿サイトをもとに鈴木さんに対する誹謗中傷が繰り返されているだけに、警察や周辺の関係者は投稿サイトからの動画・画像、心ないコメントが書き込まれているブログを1日も早くネット上から削除してほしいものだ。

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