──乱立するネットレーベル、聴き始めるならどのあたりから手をつければいいのか? こちらの記事のなかにも登場していただいたネット系クリエイターのマネジメントを手がける佐藤讓氏と、「鯖缶レコード」主宰のGuchon氏にレコメンドいただいた。
■老舗にしてトレンドセッター、知名度も抜群
Maltine Records
[開始時期]2005年 [主宰者]tomad
比較的リリース頻度も多く、累計100枚にも及ぶ。過去にはlivetune(kz)やtofubeatsらが変名で参加。「Sea Punkなど海外の動向をいち早く取り入れ、トレンドセッターとしても重要な立ち位置を担ってます」(佐藤氏)
[注目アーティスト]DJ WILDPARTY
当初、エレクトロニカ・ブレイクコア中心だったが、徐々にジャンルを広げながらも自分色のリミックスに染め上げるスタイルを確立。フロアの盛り上げ番長。
■押さえておきたい有名どころのひとつ
Bunkai-Kei records
[開始時期]2010年 [主宰者]Yako/Go-qualia
エレクトロニカ・アンビエント等の楽曲を中心としたレーベル。「高いデザイン性とアーティスティックな楽曲がコアな人気を獲得していて、押さえておくべきレーベルのひとつです」(佐藤氏)
[注目アーティスト]Go-qualia
レーベル主宰者の一人にして、看板アーティスト。もう一人の主宰・Yakoさんが彼をフックアップするためにレーベルを立ち上げたと公言するほどの才能の塊。