人気エントリー定点観測@はてな 「非難が殺到したデザインの裏側」

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──春は出会いと別れの季節、とよく言います。ウェブの世界でも、新しく生まれるサービスがあれば終わってゆくサービスも……。Googleが提供する「Google リーダー」の終了が告知され、ヘビーなネットユーザーの間に衝撃が走りました。身近なところでは、充電池「エネループ」の新製品からおなじみの青いロゴが消滅。でかでかとパナソニックの文字が載ったデザインが発表され、ブランドの“死”だと嘆く声が続出しました。
【集計期間:2月16日~3月15日】

政治と経済│2013.3.2 SAT

■非難が殺到したデザインの裏側
ブックマークuser数1194
[タグ]ビジネス、eneloop、経済
[エントリータイトル]
eneloop電池を残すつもりだったPanasonic 独占禁止法と国際経済競争
[エントリーページURL]
http://b.hatena.ne.jp/entry/134890402

三洋電機が開発し、現在はパナソニックが展開する充電池「エネループ」が、これまでとまったく違うデザインに変わることが発表され、従来のデザインを惜しむ声が次々とあがりました。そんな中、同社の経営・経済の観点から背景を解説した匿名の記事が登場。パナソニックが三洋を子会社化したところ、独占禁止法の壁が立ちはだかり、他社にエネループの工場を売却せざるを得なかった──として、今後のエネループの行く末を推測しています。書き手は「こんな事情はお客様には関係がない」と言い切り、ブランドをめぐる“中の人”の苦悩がしのばれます。

『三洋電機』
2011年4月に三洋電機はパナソニックに完全子会社化され、ブランドを整理・変更。米でパンが焼ける「GOPAN」はパナソニックブランドへ。一人暮らし向けブランドとして親しまれた「it’s(イッツ)」シリーズは消滅。

『エネループ』
三洋電機が開発したニッケル水素充電池。シンプルなデザインが話題を呼び、2007年にグッドデザイン大賞を受賞した。新しいデザインではエネループのロゴは小さくなり、パナソニックのロゴが前面に押し出された。

ブクマコメント
●独禁法との兼ね合いで軟着陸させる必要があるのはわかるが、せっかくのロングセラーに関し、客を戸惑わせるような経営は、やはりダメだろ。
●わかりやすくてすんなり入ってきた。独占禁止法が絡む大企業の舵取りは本当に大変なんだな。
●結局、日本企業の大半の経営陣に国際感覚がないのが問題な気がする。今から日本の人材育てるのか、外国人役員の数を増やすのかはお好みだけど。

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