【小阪由佳】「カツカレーは私を裏切らなかった!」──"デブリート"と化した本当の理由

──三段腹がはみ出す制服で175Rの歌を熱唱……そんな衝撃のライブから3年、“食ハラスメント”の実態を自ら告白する。

(写真/三浦太輔 go relax E more)

 小阪由佳が戻ってきた。しかも、グラビアアイドルとして活躍していた当時さながらの姿で──。23キロもの減量に成功したとはいえ、目の前にいるこのスレンダー美女が、3年前に薄笑いを浮かべながら三段腹を揺らし、かつてのグラビアアイドル仲間に対して暴言を吐きまくっていた人と同一人物とはとても思えない。その当時の心境をダイエット法と共につづっている著書『失格アイドル』(講談社)では、「事務所を一方的に辞めたものの、芸能界への未練が断ち切れないでいた時、知人の女性から『“すっごいデブなのに超毒舌なキャラ”として再起を図ろう』と提案され、以降は彼女にされるがままになっていた」と、一連の奇行にはある特定の人物による指示があったことを激白。一部報道では「洗脳されていた」とも報じられているが……。

「洗脳なんて大げさなものではなくて、単に頼る人を間違えてしまっただけの話。自分に限界を感じて、仕事に対して自信も責任も持てなくなってしまったので『結婚する』と嘘をついて事務所を辞めたんですけど、またそんな自分にも『こんな辞め方をするなんてプロ失格だ』という思いがあって……。とはいえ、プライドもあって明るく振る舞っていたので、仲良くしていたグラビアアイドルの子たちはそんなことを知る由もなく、電話をすれば『由佳ちゃんがやるはずだった仕事、こないだ私やったよー』とか悪気なく報告してくるわけですよ。そのたびに内心『私の仕事、やったのね。やってくれちゃったのね~!』と悲鳴を上げて、ボロクソに傷つくという(笑)。そうこうしているうちに自分がどうしたらいいのかわからなくなり、たまたま近くにいたその女性に相談したら、『よし、太ろう』って」

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2024.11.22 UP DATE

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