暴排にさらされる日本最強組織の祝
日本最大の暴力団組織として、世界各国にその名を轟かせる“山口組”。本部の置かれている神戸市の地元では有名だが、毎年年末になると餅つきのイベントを行い、地元民らに食事や酒を振る舞うという。今年も例年通りに行われたが、今回に限っては、あるハプニングが起こったというが……。
2012年12月28日、午前9時過ぎ。兵庫県神戸市内にある高級住宅街の広大な一角に、男たちの威勢の良い掛け声が響き渡った。
この日、六代目山口組総本部において毎年、年末の恒例行事である「餅つき大会」が盛大に開催された。
朝からあいにくの雨模様で手もかじかむような寒さに見舞われたが、この日ばかりは地元住民にも門戸を開き、料理やお酒を振る舞う、地元では毎年恒例の行事となっている。無論、昨今の暴排の流れもあり、今回も厳重な警察からの監視があったものの、ある“予想外”の出来事があったという。