「コミックワールド」カタログ。
日本同様、韓国にも同人誌即売会イベントが存在する。毎年ソウルと釜山でオールジャンルイベント「コミックワールド」が開催されており、多くのマンガ・アニメファンやコスプレイヤーたちが集結しているようだ。日本企業(画材メーカーのデリーター社)が主催とあって、イベントの基本的なノウハウなどは日本と大差ないそうだが、韓国ではどのような作品が人気を呼んでいるのだろうか?
「サークルもコスプレも、ほとんどが日本のマンガ・アニメ・ゲームですね。流行のジャンルも、リアルタイムで日本と同じです。ネットによって、オタクの流行はほぼ世界共通になったと思います。販促物で一番多いのはグッズ。韓国は日本よりも印刷代が安いので、メガネふきやメモノートなどのグッズが販売されています。本であれば、小説よりもマンガが多いです。もともとオンライン活動が盛んなので、わざわざ本にするとなると、やはりマンガやイラスト集と考える人が多いのだと思います」(韓国同人情報通)