【今井メロ】「ケンカの度に『離婚』という言葉が飛び交った」──自叙伝執筆中の離婚の真相

──今年9月に初の自叙伝を上梓した元オリンピック選手・今井メロ。同書にも書けなかった2度目の離婚の真相とは?

(写真/江森康之)

 2006年に開催されたトリノオリンピックにスノーボード女子ハーフパイプ代表として出場するも、予選で敗退。その後はスノーボードの世界から遠ざかり、キャバ嬢デビュー、結婚と出産、そして離婚……と、若干25歳にして波乱万丈な半生を歩んできた今井メロ嬢。そんな彼女が、今年9月に初の自叙伝『泣いて、病んで、でも笑って』(双葉社)を上梓。今まで明かしていなかったレイプやリストカットの経験、さらには一部報道で取り沙汰されていた風俗嬢疑惑についても「短期間だけデリヘルで働いていたことがある」と告白するなど、文字通り“衝撃的”な一冊になっている。それだけに「書いた後も『この本を出していいのか』とギリギリまで葛藤していた」と言い、中でもこれまでは一貫して否定してきた風俗嬢疑惑を事実と公表することには、相当な恐怖心があったという。

「初めは双葉社の方にも『それだけは絶対に書きません』と拒否していたんです。子どものことを考えたら、あの過去は墓場まで持って行かなきゃいけないと思っていたので。でも、表紙の写真を撮っていただいたカメラマンさんに『そのことを書いても書かなくても、どのみちバッシングは浴びると思う。だけど“バッシングの浴び方”は変わるんじゃないか』と言われて、確かにそうだなと思ったんです。一度報道されてしまっている以上、また否定したところで調べる週刊誌は出てくるだろうし、そのうちに事実だとわかってしまうこと。この先何年後かに報じられるくらいなら、ここで『事実です』と自分から言っちゃったほうがいいかな、と。もちろん、『子どもになんて思われるか』とか『私のせいで子どもが虐められたりしないか』といった不安は今もありますけどね。だからこそ、これからは子どもに恥ずかしい姿を見せちゃいけないし、子どもを守るために強くならなくちゃ」

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2024.11.23 UP DATE

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