奇跡が起こった。
関塚監督の所属する川崎フロンターレの公式HPより。
現地・イギリスでU-23サッカー日本代表を取材しているサッカージャーナリストやカメラマンは、驚きを隠せない。一戦目のスペイン戦(日本時間7月26日)では、大方の予想で「大敗」とされていたが、虎の子の一点を守り切り、まさかの勝利。続く二戦目のモロッコ戦(日本時間7月29日)でも、試合終了間際に永井謙佑(名古屋グランパス)が得点をして勝利し、グループリーグ(GL)突破を決めた。あるサッカーライターはこう語る。
「ほんとにまさかのまさかですよ。自分は男子代表チームを専門的に取材していますから、代表チームが負けたらそこですぐ帰国する予定でした。どうせすぐに敗退するだろうと思って、取材費用を低く見積もっていたのですが、思いがけないGL突破で取材費用が当初考えていたより多くなりそうです(苦笑)。ホテルも、三戦目までしかステイの予約をしていなかったので、いまから急遽ステイの延長を交渉しているところですよ」
しかし、予選敗退必至と見られていたU-23代表チームがどうしてベスト8まで勝ち上がることができたのか? U-23代表チームへのディープな取材で知られる、あるサッカージャーナリストはこう教えてくれた。