人気エントリー定点観測@はてな 「報じられないレバ刺しのリスク」

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──7月1日から生食用牛レバーの販売・提供が禁止となり、焼き肉店の人気メニュー「レバ刺し」が食べられなくなってしまいました。消えゆくレバ刺しを惜しみ、食べ納めと称してあちこち食べ歩く人も……。厚生労働省は生の肝臓を食べる際の危険性についてサイトで説明し、安全に食べられる方法が見つかったら規制を見直したいとしています。牛レバーの代用として、食感や色を近づけたこんにゃく商品も登場していますよ。【集計期間:5月16日~6月15日】

【社会】2012.6.12 TUE

■報じられないレバ刺しのリスク
ブックマークuser数 178
[タグ]食、社会、医療
[エントリータイトル]
そして、レバ刺しが禁止された- 食の安全情報blog
[エントリーページURL]
http://b.hatena.ne.jp/entry/97613494

レバ刺しの提供禁止を前に、その危険性を以前から取り上げていたブログが、報道のあり方に疑問を投げかけました。禁止の決定打は、重い食中毒を起こす腸管出血性大腸菌がレバー内部に存在すること。反論として「新鮮だから大丈夫」「衛生に注意している」では不十分で、感染すると症状が出ないまま、ほかの人を感染させてしまう可能性に言及する報道がないとのことです。厚生労働省が「十分な評価がされていない」として、有効な予防対策としなかった放射線照射による殺菌については、本当に食べたい人こそその必要性を訴えるべきでは、と述べています。

『腸管出血性大腸菌』
少量でも食中毒の原因となる菌で、O157、O111、カンピロバクターなどが有名。レバ刺し、ユッケ、とりわさなど肉を生食するとリスクが高くなる。牛レバーでは75℃、1分間以上の加熱で菌が死滅するとされている。

『放射線照射』
殺菌や殺虫のため、食品にガンマ線などの放射線を照射すること。国際的に安全が認められた方法で、香辛料や肉に照射する例も。日本ではごく一部で行われるのみで、厚生労働省は「更なる研究が必要」としている。

ブクマコメント
●「肝臓」を「生」で食べることの危険がこれほど知られていないことが衝撃だった。
●食中毒は患者便や吐物を介してどんどん拡大する恐れがあるからね。それでも自己責任というなら加害者としての責任も考えないと。
●安全な食品添加物を使うと何故か極悪人扱いなのに、人死に出た生レバーには擁護者が沢山いるという現実。
●実際にあたった人からすると、経緯を見るに「まあしゃあないなあ」という思いにはなる。

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