人気エントリー定点観測@はてな 「“差別”かやむなき”区別”か」

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──京都・祇園で発生した自動車暴走事故で、容疑者が免許更新の際に持病のてんかんを申告していなかったことで、患者の免許取得、てんかんという病気そのものへの非難が増えているそうです。以前からてんかんへの偏見・差別を取り上げていたいくつかのブログでは、てんかんと運転免許を必要とする社会の問題点を整理していました。運転免許保持が前提の求人、ほかの病気との比較、ドライバーのモラル、さまざまな論点が浮かび上がっています。【集計期間:3月16日~4月15日】

【社会】2012.4.15 SUN

■“差別”かやむなき“区別”か
ブックマークuser数 436
[タグ]社会、差別、てんかん
[エントリータイトル]
てんかん患者からの免許はく奪はより深い意味を持つ - Thirのノート
[エントリーページURL]
http://b.hatena.ne.jp/entry/89785682

てんかん患者の運転免許取得は、2002年の道路交通法改正により条件付きで可能になりました。しかし京都の自動車暴走事故を受け、患者への免許取得の規制について議論する動きが出ています。また、一部の患者は就職や雇用継続への影響を考え、免許更新時に病気の申告をしないといいます。免許取得規制への反対を強く表明するエントリーでは、患者から免許を取り上げることで、運転ができなくなる以上に病気を抱えた生き方そのものが難しくなることを挙げ、てんかんに対する社会の偏見・差別がより一層進むことを懸念しています。

『てんかん』
意識障害やけいれんなどの症状を伴う病気。薬を服用して発作を抑えることで、通常の生活を営める。100人に1人の割合で発症するとされるありふれた病気だが、差別を恐れ、病名を告白できない患者が多いという。

『道路交通法改正』
かつててんかん患者は免許を取得できなかったが、2002年6月の法改正で、公安委員会の検査や医師の診断書提出などの条件付きで取得可能となった。ただし、大型自動車免許や第二種運転免許の取得はできない。

ブクマコメント
●てんかんについて勉強することさえ憚られるようになったら、患者さんが適切な治療にアクセスできなくなる。
●ありゃ、京都人の運転と場所とタイミングの悪さで発生したほうが要因としては大きいと思いますよ。多分、プリウスとか生きにくい街。
●少し冷たい言い方だが、病気になったら色々と制限されるのは普通だろう。
●言ってることはわかるけど、それでまた事故が起きたら目も当てられない。

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