──“タブーなき反権力ジャーナリズム”をうたい文句に、“ジャニーズ”“皇室”“検察”などのスキャンダルをスッパ抜いた伝説のゴシップ誌「噂の眞相」。そんな同誌の編集長だった岡留安則氏と、同じく副編集長だった川端幹人氏が、2004年の休刊以来、雑誌では初めて揃って登場。在りし日の武勇伝から、タブーに触れず御用化する昨今の大手マスコミ、そしてリニューアルした「サイゾー」のこれからについて、激論を交わした!
かつて「ネタを拾いに来ていた」という新宿・ゴールデン街にて。ニコ生放送後もゴールデン街に元「噂眞」編集部のメンバーが集結。2人を囲む飲み会が朝方まで続いた…。(写真/江森康之)
──「噂の眞相」が休刊した後、2人で会うことはあったんですか?
岡留 今年2月に『ニコ生』で共演したけど、2人だけというのはなかったね。
川端 休刊後は、一緒に飲む機会もなかったですしね。
──実は仲が悪かったとか?(笑)
川端 そういえば、休刊前、「『噂眞』編集部が岡留派と川端派に分裂して内紛状態」という怪文書が流れたことがある(笑)。