アイドル好きは、カメラマンによる違いをどう見ているのか? アイドル総合情報サイト「スクランブルエッグ」の岡田隆志編集長に話を聞いた。
──アイドル写真集には、カメラマンによる違いというのはあるのでしょうか?
岡田隆志(以下、岡) 作風というのはもちろんありますが、私が一番感じるのは、被写体とカメラマンとの"距離感"ですね。「フォトセッション」という言葉がありますが、音楽のセッションのように、写真でもアイドルとカメラマンの呼吸が大切です。いいコミュニケーションを取れているか。緊張感のある関係性を築けているか。そういうものが、アイドルの表情やポーズからにじみ出てくるんですよ。
──なるほど。それは具体的には?