ミシュランだけじゃない! 食肉、マラソン大会、葬儀屋まで......意外と使える日本の格付け

──昨今話題に上がる"格付け"の多くは、投資家向け。私たちの生活に直結するものではない。では、我々が活用できる"格付け"にはどんなものがあるのか?ここでは、独立行政法人など、特定の団体が定める格付けの中で、実生活に役立ちそうなもの、変わった格付けなどをピックアップしてみた。

『ものごとの「格付け」事典』(日本実業出版社)。

 これまでは、金融庁の指定格付け機関とその役割について見てきた。こうした格付けは、投資家などを中心に活用されているが、国債投資など無縁、という人も多いのでは? とはいえ、格付けは投資家だけのものではない! ここでは、我々の生活にも関係するかもしれない格付けを紹介しよう。

 まず、生活の中に入り込んだ〈金融商品〉といえば「生命保険」。「生命保険格付協会」では、各生命保険会社を財務内容や支払いトラブル率、販売員の質などから多角的に検証。そのほか、各保険サービス、保険代理店に至るまで格付けを実施しており、保険選びの強い味方となるだろう。また「日本不動産格付株式会社」は「不動産」を、「AIゴルフ総研」では「ゴルフ会員権」の格付けを行っており、こちらは主に資産価値の判定に利用されている。

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2024.11.22 UP DATE

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