サムスン、LG......日本に進出する新興勢力の人気度「あなたは、韓国企業で働きたいですか?」

──世界的企業へと成長を遂げた韓国企業。しかし、今後が期待されているわりには、日本人からは「働きたい」という憧れの声がやや少ないように思えるのはなぜなのか? 韓国系有名企業で日本人が働いてみるとどうなるのか、転職業界関係者の声や、韓国経済に詳しい識者の意見から探ってゆく。

(絵/河合寛)

 年が明けて間もない1月2日、「サムスン電子が日本のテレビ市場に再参入する予定」と韓国メディアが報じた。日本ではNTTドコモのスマートフォン・GALAXYシリーズで一気に国内での知名度を上げた同社は、韓国の財閥企業・サムスングループ系列の電機メーカーであり、薄型テレビで世界シェア1位を誇るトップ企業だ。テレビ市場では2002年に日本に初参入、売り上げが伸びず07年に一度撤退したが、00年代後半から現在に至るまでの世界市場での成長ぶりをもって、再び日本に挑む格好となった。同じく韓国の電機メーカーで、薄型テレビ世界シェア2位、LED液晶パネルでは1位のLGエレクトロニクスも、10年に日本のテレビ市場に再参入を果たしている。

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2024.11.24 UP DATE

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