──AKB人気にあやかりたい企業は跡を絶たないが、では、今後彼女たちにとって、どの企業と付き合っていくことが得策なのか。前出の鷹野氏と、社会保険労務士であり、ブラック企業診断を行う田北氏の分析から、これまでタイアップしたIT企業と、その中身を再考察したい。
※タイアップ効果目安
A:企業の価値・売り上げが安定して伸び、AKBのイメージも損なわれないもの
B:売り上げや会員数は伸びるものの、効果の持続や長期的視点でのリターンに疑問が残るもの
C:短期的に売り上げは伸びるものの、奥行きを伸ばすのみで、新規の開拓になっていないもの
D:短期的な売り上げを見込めるものの、タイアップ内容が社会的批判を浴び、企業・AKB双方にとって長期的マイナスを生む可能性があるもの
マイクロソフト社に買収されるという噂も浮上?
リンデン・ラボ
タイアップ期間:07年5月~08年?
設立:99年/事業内容:仮想都市空間「セカンドライフ」の運営/タイアップ内容:セカンドライフ内にAKBのプロモーションスペースを設置。/特典:写真が見れたり、メンバーのアバターと会話ができるなどのサービスを実施
『セカンドライフ』
仮想都市空間「セカンドライフ」内の「dejima」エリアに、AKBのプロモーションスペースを設置し、まだあまり仕事がなかったメンバーたちが、アバターを通し、ファンと積極的に交流を行っていた。