増刊ラッシュでなんと10誌も!! マンガ界最強の「ジャンプ」ブランド辛口批評

──マンガ雑誌の王者といえば「週刊少年ジャンプ」だが、その名にあやかるように「ジャンプ」と名のつく雑誌が2010年末から急激に増加している。そんな「ジャンプ」たちを、関係者のコメントを交えつつ、ひとつずつ見ていってみよう。

ジャンプ売上四天王

■売り上げ1位:287万部
「週刊少年ジャンプ」
創刊/1968年7月 
主な作品/『ワンピース』『NARUTO』『HUNTER×HUNTER』ほか 
発行部数/287万6459部


いわずと知れた少年マンガ誌の帝王。黄金期には600万部の売上を誇り、現在もマンガ誌としての発行部数は飛び抜けている。「アンケート至上主義」でも有名。『ワンピース』や『NARUTO』、『BLEACH』『HUNTER×HUNTER』といった超有名作品が連載中。「集英社の利益の大半を占めている」(集英社社員)雑誌であるが、『ワンピース』頼りだと社内ではもっぱらの噂。11月5日現在、連載されている20作品の実に7割、14作品(放送終了、放送予定のものを含む)がアニメ化されているのは、連載開始時よりアニメ化が見込まれているといった話も。アニメ化を機に、『ワンピース』並に育っていく作品が出てほしい、というのが編集部の本音だろうか。

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