紳助を切るも返り血必至!? 吉本興業につきまとう危ない噂

 人気絶頂のタレントが、暴力団との交際を認めて、即引退──日本芸能史上に残る大騒動となった島田紳助の引退劇。各メディアでは騒動の裏側をつぶさに検証し、会見では明らかにされなかった紳助と山口組系暴力団「極心連合会」や同会会長との親密な関係を追及していた。

『吉本興業の正体』(草思社)

 だが、同時に多くのマスコミが頭を悩ませる問題があった。紳助を追放した吉本興業と暴力団との関係を追及するかどうかという点だ。

「人気芸人を多く抱える吉本はマスコミに絶大な影響力を持ち、ゆえに業界内では公然だった紳助の"黒い交際"も、彼が吉本にいる時には、ほとんど追及されなかった。今回、マスコミと吉本がタッグを組んで、紳助包囲網を形成しているんだが、その吉本にも"黒い疑惑"は存在する。今後は、どの週刊誌やスポーツ紙が、吉本と喧嘩するつもりで疑惑を追及するのか、注目されるよ」(ベテラン芸能記者)

 吉本が内部に抱える"黒い疑惑"といえば、まず挙げられるのが中田カウスの問題だろう。2007年に勃発した、吉本の経営陣vs創業家一族の"お家騒動"の際にも「カウスは、五代目山口組組長と親交があり、その威光をかさに着て同社の経営にまで口を挟み、特別顧問という肩書まで手に入れた(同年に退任)」と報じられた。

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2024.11.23 UP DATE

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