電車やバスに乗るときに、混んでるのが好きという人は(痴漢を除けば)あまりいないだろう。それでも普通は我慢して乗るしかないわけで、なるべく空いてる時間帯や車両を狙うにしても限度がある。
しかし、世の中には悪知恵の働く人がいるもので、驚くべき裏技を使って混雑を避けていたのが【記事A】の無職の男(24)。空港行きのリムジンバスの予約サイトから偽名で大量に架空予約し、ガラ空きのバスに悠々と乗っていたらしい。ネット予約の場合、運賃は乗り場で支払うシステムなのを悪用し、「42人のバス定員に対し、約30人分が架空予約だったこともあった」というから、ほぼ貸切状態だ。
よくそんなこと思いつくよなーと、ある意味感心してしまうが、バス会社側が「容疑者が乗車するバスに限って乗り場に来ない客が多数生じるため、不審に思った」ことから不正が発覚。1回だけならいざ知らず、何度もやってりゃ、そらバレるわな。