検索はスゲーけどSNSがダメなワケ──現役エンジニアが匿名でツッコむ! グーグルの拝金主義と内ゲバ事情

──ここまでは、メディアで取り沙汰されたグーグルへの批判と、実際にグーグルで働いていた識者の弁からグーグル社の内情を浮き彫りにしたが、エンジニアやプログラマーは同社のサービスをどのように見ているのだろうか?

[座談会出席者]

A......外資系開発会社勤務の30代。
B......大手メーカー勤務の20代。
C......外資系企業の30代契約社員。
D......ノマドとして働く30代。

会社が変われば検索結果も変わる? 『グーグル  検閲』で"ググった"ときの結果。(左上より時計回りに)中国の『百度』、MS由来の『ビング』、ご存知『ヤフー!』、そして世界最強の『グーグル』。


A 今回は、ここ数年、IT業界の話題を独占している"グーグルの功罪"を「エンジニア目線で話せ」って、サイゾーさんに呼ばれたんだけど(笑)。グーグルって表面上は、「グーグルカレンダー」や「グーグルドキュメント」、「Gメール」などのクラウドコンピューティング、「アンドロイド」【註1】や「クローム」【註2】のOSやブラウザなど、数えきれないほどのサービスがあるけど、やはり我々から見ると検索の技術に目を引かれてしまう。

B 今では当たり前のことだけど、検索キーワードとの関連性の高いページが検索結果の上位に表示されるっていう仕組みは、10年前はここまで確立されていなかった。それをグーグルは、どれだけ検索語句と関連性があるかのクローリング(ウェブページの解析)の技術と頻度の高さで、gooなどほかの検索エンジンを圧倒、抜群の精度を維持し続けている。

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2024.11.22 UP DATE

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