プライバシーと著作権侵害、そしてFREE化......それでも使いたい人は必読!! グーグルは、なぜ嫌われるのか?

──2010年7月、ヤフージャパンはグーグルの検索エンジンを導入することを発表。これにより、国内検索エンジンのシェアは9割となり、恣意的な運用が可能であるとの指摘がなされた。過去においては、「グーグルブックス」や「ストリートビュー」による著作権とプライバシーの侵害により、各国で訴訟が起こされ、今も係争中だ。もちろんグーグルが無償で提供するサービスの利便性は誰しも認めるところだが、彼らがIT業界にもたらしたものは福音なのか、それとも弊害なのか......多角的に検証してみたい。

(絵/都築 潤)

[グーグル 企業データ]
創業:1998年
創設者:ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン
本社:米国カリフォルニア州
従業員数:約2万人
売上高:約293億ドル(10年度)

グーグルといえば、やっぱりコレ!
【1】検索サービス
基幹事業である検索サービスでは、ウェブはもちろん、画像や地図、学術論文などが検索可能。しかし、ブック検索における著作権侵害やグーグル八分など、その合法性・中立性が疑問視されることも多い。

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