[2度のがんから復活した俳優]黒沢年雄が語る"がんと芸能界"「がん闘病中に『KAGEROU』は読まないほうがいい!?」

――著書『二流の芸能人が、何度がんになっても笑って生きている理由』【1】で2008年に膀胱がんの手術を受けていたことを告白した俳優、黒沢年雄。92年にも大腸がんを経験した氏は、2度のがん宣告の際、共に最初は誤診され見逃された後、"運良く"発見されたことで助かったのだという。.前出の近藤誠氏とは違い、患者目線から「早期発見と腕のいい先生の手術で助かった」と言い切る黒沢氏に、がんと闘うために読むべき本と、自身が経験した「がんと芸能界」のシビアな関係を聞いた──。

(写真/田中まこと)

──黒沢さんは、2月に出版された『二流の芸能人が、何度がんになっても笑って生きている理由』で、08年に膀胱がんの手術をしたことを明かしていますね。2年前というと、バラエティ番組にも引っ張りだこでしたし、全然気が付きませんでした。

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2024.11.21 UP DATE

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