──角川春樹の娘である"鬼畜ライター"が、マニア系風俗をぶった斬る!!
角川慶子氏(Kei-Tee名義)の著書『セレブの血』。
そもそもあたしが風俗に興味を持ったのは高校生の時、サブカル系をウリに当時はやってた「別冊宝島シリーズ」の『セックスというお仕事』(宝島社)というのを読んだのがきっかけでした。それで、風俗なるものにがぜん興味がわき、すぐに地図にない町「ヨシワラ」へ、当時住んでいた田園調布から向かったんです。
三ノ輪駅から歩くこと10分、町中が銭湯の前を通った時のような匂いがする不思議な町「吉原」に到着しました。その匂いとギラギラとしたネオンにやられ、休憩しようと吉原神社に入った瞬間、「あ、あたし前世でここに来たことがある」って確信したんです。そう、きっとあたし、前世は花魁だったのでしょう。