身体障害者芸人ホーキング青山インタビュー「タブーを転じて笑いにするのがカルト芸」

ホーキング青山氏。

"史上初の身体障害者のお笑い芸人"としてデビュー以後、いくつかのテレビ番組に出演しながらも、基本的には、舞台での漫談などを中心に活動しているホーキング青山。最近では『きらっといきる』(NHK)などで、身体障害者芸人も受けいれられつつあるテレビバラエティの現状を、どうみているか聞いた。

"史上初の身体障害者のお笑い芸人"としてデビュー以後、いくつかのテレビ番組に出演しながらも、基本的には、舞台での漫談などを中心に活動しているホーキング青山。最近では『きらっといきる』(NHK)などで、身体障害者芸人も受けいれられつつあるテレビバラエティの現状を、どうみているか聞いた。

 こんな珍しい見た目(先天性多発性関節拘縮症)ですからね。カルト芸人と呼ばれるのはしょうがない。でも僕、結構メジャー志向なんですよ! だって面白いことなら、多くの人に見せたいじゃないですか。それに、世間が思う障害者の「聖人君子」や「かわいそう」「ダメな人」っていうイメージを自分の芸で払拭したいから、芸人として世に出ないと価値がないんです。ただ、ハゲの芸人がハゲをネタにしてウケるように障害をネタにしても、見てる人に「ああ、障害ね」という風には入っていかない。自分の特性を生かすほど、テレビで使われない難しさはあります。

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2024.11.22 UP DATE

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