ゴールデン番組は見る価値なし中堅放送作家が大物スタッフ批判 バラエティ放送作家が語る大物放送作家と名物局員の功罪

テレビの不振が叫ばれる中、視聴率を見ても、現在のテレビ界の花形がバラエティ番組であることは疑いないそんなバラエティで名を馳せる、大物放送作家や名物局員たちの功罪を、中堅放送作家が赤裸々に語る。

高須光聖や菅賢治など、ダウンタウンの番組制作出身
者は、今や各番組でその辣腕を発揮している。

  [座談会出席者]
......某作家集団に所属する30代放送作家。
......フリーランスで活躍する20代後半。
......情報番組を中心に手がける中堅作家。

A 今回は、「死んだテレビへの提言」ってとで(苦笑)、大物放送作家や名物テレビマンの功罪が主題なんだけど、ます、今クールに乱立したクイズ番組から見てみようか。おバカキャラでブームを牽引した『クイズ!ヘキサゴンⅡ』(フジ)以外は軒並み低迷しているね。『検定ジャポン』(同)なんか、今やロケ番組になってるし(笑)。まあ、クイズは低制作費でお手軽につくれるけど、ヒネリがないとすぐに飽きられるのは当然かな。

B その点、『ヘキサゴン』は島田紳助のバカキャラいじりがハマって、羞恥心の歌やグッズも大ヒットした。番組プロデューサー(以下、P)・神原孝の手法はオーソドックスなんだけど、放送作家には大御所の小笠原英樹の下に、だいたひかるの元ダンナ・北本かつら、そして酒井健作といった『トリビアの泉』(同)出身のイキのいいところがついてるからね。

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2024.12.21 UP DATE

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