テレビや雑誌で見た"ペット好き芸能人"に憧れ、おしゃれを楽しむようにペットを飼う人もいる。芸能人は、なぜペット好きなのか?
(写真/早船ケン)
口先だけではない、芸能界イチのニャンコ好き俳優・萩原流行氏に、愛する猫や、芸能界を取り巻くペット事情について聞いた。
──2002年に浜崎あゆみが火付け役となってチワワブームが起こったように、芸能人をきっかけにして、ペットに流行が生まれるケースもあります。また、最近では"ペット好き"が高じて(という建前で)、ペット服のブランドや愛犬の写真集をつくったり、有料でペットの名付け親になったり、自身のビジネスに生かす芸能人も少なくありません。大の猫好きとして知られ、現在も2匹の猫と暮らす俳優の萩原流行さんですが、まず、どうして芸能人にペット好きが多いのか、お尋ねしたいのですが。
萩原 ん~、単純に友達がいないからじゃないの? 少なくとも僕はそう。僕は、動物ならなんでも好きだよ、人間以外は(笑)。犬でも猫でも馬でもなんでもそうなんだけど、彼らの要求するものはただひとつ、「愛情」なんだよね。確かにご飯は欲しがるけど、ご飯をあげる人間の愛情によって彼らは生きてる。肉欲とか金銭欲とか、どうして神様は人間に不必要なオプションを付けたんだろうって、不思議に思うね。