──日本テレビが描く「ひたむきな感動のドラマ」箱根駅伝を、同大会を目指して努力していた選手たちは、実際にどのように感じていたのか? 実際に出場した者から、出たくても出られなかった者、さらには元女子マネも交え、徹底討論!!
[参加者]
A……新鋭●大陸上部へ推薦入部。4年生のときに箱根駅伝に初出場。20代。
B……▲大入学後に陸上部へ一般入部。箱根駅伝には一度も出場できず。30代。
C……推薦で名門■大入り。箱根で好結果を残すも、4年次はケガに泣く。30代。
D……●大陸上部の元女子マネージャーで、Aの1学年先輩。20代。
出版社も便乗している!? 箱根駅伝公式ガイドブック『陸上競技増刊 箱根駅伝公式ガイドブック 2011年』
A 僕は小さい頃、たまたま親に連れられて生で見た箱根駅伝に感動して陸上競技を始めたクチですけど、皆さんは?
B 高校は陸上部だったんだけど、一般入学だし、箱根を目指そうと決めたのは▲大に入って実際に練習を見てからだね。
C 自分は地方出身だったからか、箱根駅伝は放映されてたとはいえ、■大に入る前まであまり意識したことはなかったな。それより、マラソンで日の丸を背負うのが夢だった。
D Cさんの高校って、陸上の名門ですよね。やっぱり部内の競争ってすごかったんですか?
C 高校には特待で入ったんだけど、入学時に決まる特待生の中のABCってランクは卒業まで変わらないから、みんな「特待Aのヤツには絶対負けん」みたいなライバル意識を持ってたよ。