リアルレポート1:出会い編「SNSを縦横に駆使しつつも"ネットの危険性"には超敏感」

──関東圏を中心に、リサーチ会社への登録者や弊誌関係者の知人を中心に、実際の10代20人超に対面&電話で直接取材を敢行。そこから見えてくるのは、昔ながらの案外に純情な姿なのか、それとも、ハイテクを駆使して性を謳歌する姿なのか?

(絵/師岡とおる)

 ケータイを使って誰にでも直接連絡でき、mixiやブログなどのコミュニケーション系ネットサービスを通じて、全国の誰とでも"絡める"イマドキの10代。カノジョに連絡するには、相手の父親にどやされる恐れもある自宅の固定電話を鳴らさざるを得ず、見知らぬ誰かと出会うにはナンパでもするほかなかった我々よりもはるかに気軽に恋愛しているかと思いきや、意外や、みんな堅実なご様子だ。

 基本的にどの子もmixiや前略プロフィールには自分の顔写真を貼り付け、近隣に住むユーザーや共通点のあるユーザーに見つけてもらえるように、出身校の名前や現在通っている学校名、バイト先など詳細に書き込んでいるため、特に女のコの場合、絡んでくる男は後を絶たないという。また「夏頃まで27歳の人と付き合ってました」(ゆりな・17歳)、「友達は茨城と大阪で遠距離恋愛してる」(ゆい・18歳)など、確かにネットは、普段の学校生活ではまずあり得ない出会いも演出してくれる。しかし、上のレポートの通り、多くの子は、ネットの知り合いとはネットで絡むだけ。その後、会うことについては慎重に慎重を期す。

今すぐ会員登録はこちらから

人気記事ランキング

2024.11.24 UP DATE

無料記事

もっと読む