一見すると、プリクラのような筐体の中は、ピンクや、パープルなどの色合いで、カラフル。ギャルに盛りが甘いと指摘されたロボットが、有線で、玉を運び入れる様は、どこか素朴で哀愁さえ漂いますなぁ。
アトム、ガンダム、エヴァ……と、少年に夢と希望を与えてきたロボット。そんな憧れのロボットを自らの手で操縦するゲーム『デコロボ大戦』が誕生した。目の前のモニターと連動しており、次々と与えられるお題を、実際の二足歩行ロボットを駆使しながらクリアしていくこのゲーム。近未来型アーケード機としてマニアたちの注目を集めている。
「2005年の愛知万博以来、人型ロボットの開発が徐々に盛り上がってきたんです。そこで、エンターテインメントの分野でロボット技術を活用できないかと考えて開発したのが『デコロボ大戦』です」と語るのは開発会社メカトラックスの代表取締役・永里壮一さん。実際にプレイすると、ジョイスティックによる操縦は軽快で、気分はまさにパイロット!
ところで、「デコロボ」という名前の通り、ギャルが飛びつきそうなデコをロボットに施したのはどうして?