偽ブランドギター詐欺疑惑で"50周年"加山雄三が訴訟地獄!?

加山も、フィルモアのモズライトは"本物"と思っていたのか? 右下は、ロレッタ氏側が手がけるモズライトギター。

 今年、芸能生活50周年を迎えた"若大将"こと加山雄三が、次々に訴訟を起こされ、記念の年が一転、不名誉な年になりそうだという。一部週刊誌でも報じられたが、まず加山を訴えたのは、高いものでは1本100万円はするギターの有名ブランド「モズライト」創始者の未亡人、ロレッタ・バリア・モズレー氏。ロレッタ氏は、創始者であるセミー・モズレー氏から、モズライトの主たる権利を正式に継承したという立場を取っている。ところが、加山と日本の楽器店「フィルモア」は、同氏の許諾を得ることなく、50周年記念モデルのモズライトギターなどを製作した。これが、偽物のモズライトを売ったということで、詐欺および不正競争防止法違反だとして、ロレッタ氏が両者を京都府警亀岡署に刑事告訴したのだ。

 ロレッタ氏の日本の告訴代理人を務める楽器店「スウィングサイエンス」の永二忠博氏は「これまで商標権についてはフィルモアを含む複数者で争われてきましたが、今年、最高裁はロレッタさんが正式な権利の継承者であることを認めたんです。それなのに、フィルモアは加山プロデュースで50周年記念モデルを製作・販売したので刑事告訴に踏み切りました」と言う。

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2024.11.22 UP DATE

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