案外女性客も多く、これから趣味としてはんだ付けを始めたい、とLED発光装置やラジオ等の簡単なキットを手に取る人が多いそうだ。ちなみに、店内の様子は、常にUSTREAMで動画配信されている。
もはや出尽くした感のあったアキバの"カフェ"だが、どうやらまだ未開拓のフィールドが残されていたのか、先月、新たに『はんだづけカフェ』なる店が登場した。昔、学校の授業で"はんだ付け"をやったことがある方も多いかもしれない。"はんだ"という合金を"はんだごて"を用いて熱で溶かし、電子部品を接合するアレだ。やはり、昨今の電子工作ブームに乗って、このようなカフェを開いたのだろうか。
「ブームだからというわけではなく、高くて個人では買えないような電子工具を皆で共有する場所をつくりたいと、前から思っていたんです。"はんだごて"は比較的安いし、使ったことがある人も多いので。今後スペースを拡大できたら、ほかの機械も取り入れたいですね」(カフェを運営する株式会社スイッチサイエンス・山田斉さん)