掲載誌が次々消滅する怪奇マンガ"呪い" の真相

呪い

精神的・霊的な手段で、人、社会などに対して悪意を持って災厄・不幸をもたらす行為をいう。『生き人形』は、稲川淳二が参加した人形を使った舞台にまつわる"呪い"をまとめたマンガ。
『続・生き人形』の連載を最後に掲載した大都社から、昨年総集編も発売された。

「読むと不幸が訪れる」「関係者に次々と不吉な出来事が」など、怪談にまつわる"呪い"の噂は珍しくない。そして、オカルトマンガにも、そんな"呪われた"作品があるという──オカルト研究家の山口敏太郎氏が太鼓判を押す"オススメ"の呪い作品とは?

「ありますよ、とびっきりヤバいコミックが! 永久保貴一先生の『生き人形』シリーズです」

 怪談界の重鎮・稲川淳二の怪談をマンガ化したこのシリーズ、人形に取り憑いた霊の力により、不幸な出来事が起こりまくる、という内容だ。

「この『生き人形』を掲載し、コミック化した朝日ソノラマのホラーコミック誌『ハロウィン』が休刊。その後『生き人形』のコミックを受け継いだのは、同社の『ほんとにあった怖い話』ですが、この朝日ソノラマ自体が廃業してしまいました」(同)

 さらに、『生き人形』の後日談を語った続編、『続・生き人形』もすごい。

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2024.11.25 UP DATE

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