──タレントや芸能プロダクションが副業として、飲食店を経営することは多い。その中でも"芸能界の飲食王"と言っても過言ではない人物がいる。そう、生キャラメルで一世を風靡した、「花畑牧場」などを経営するアップフロントエージェンシー・山崎直樹会長である──。
「花畑牧場」の公式HPより
芸能プロが飲食店を経営するのはよくある話。過去には安室奈美恵やSPEEDらが所属する大手芸能プロのライジングプロダクション(現ヴィジョンファクトリー)が、経営する飲食店でデビューしたての新人タレントを店員に採用していたという例まである。
「芸能プロは、自社のタレントの記者会見やトークイベントで自由に利用できる店を持ちたがっているんですよ。タレントは売り出すのに多額の経費がかかるから、それを少しでも抑えたいという狙いがある。それに、彼らの人気が出ると、テレビや雑誌の『人気タレントがおすすめするレストラン』などの企画で紹介してくれる。そういったことを考えると、飲食店経営は、芸能プロにとってうまみが多い」(スポーツ紙記者)