「愛すべき情けない男たち」をやらせたらNo.1!? "ナイスおじさんコンビ" 小日向文世&生瀬勝久

――"男の情けなさ"を描いて人気を博したアメリカ映画『サイドウェイ』。アカデミー賞で脚色賞も獲得した名作を、日本人キャストとハリウッド・スタッフの手で新たに生まれ変わらせたのが、昨年公開され、今回DVDになる映画『サイドウェイズ』。ロケもスタッフもオール海外とのことですが、苦労はなかったの? 主演の生瀬勝久さんと小日向文世さんに聞いてみた。

(撮影/有高唯之)

生瀬「ストライキには参りました。ある日現場に行くと、プラカードを持った集団がいて。なんのデモかなと思って見ると『SIDEWAYS』と書いてあって。ナント制作チームの車両部が起こしたストだったの! それで車が使えなかったり、大変でしたね」

小日向「撮影妨害も過激だったよね。カメラ回った途端『スシ』『ドモアリガト』って、知ってる日本語を叫び出して。彼ら、昨日まで一緒に撮影してたスタッフですよ!? 日本じゃ考えられない」

 舞台は中年男2人旅。となると、やはり「女」を求めるのが男心だが、生瀬さん演じる大介がガツガツ女性に声をかける一方、小日向さん扮する道雄はシャイで煮え切らない様子でしたが……。

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2024.11.24 UP DATE

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