創刊当初より、本誌連載陣のひとりとして執筆していたソフト・オン・デマンド創業者の高橋がなり。2001年より放映された新規事業投資バラエティ『¥マネーの虎』(日テレ)でその知名度を上げ、彼の連載をまとめた『がなり説法』『社長の遺言』(いずれも小社刊)はヒットを記録。また、終わりの見えない不況下において、長年本誌をスポンサードしてきてくれた"奇特"な企業でもある(笑)。そんなサイゾーと深いつながりを持つ同社が15周年を迎えた。そこで、(僭越ながら)サイゾー流に"SOD15周年の軌跡"をたどってみたい──。
今でこそ業界内で一目置かれ、アダルトメーカーとしては珍しく、メーカー名が幅広く認知される「SOD」。しかし、幾度となく訪れた倒産の危機を救ったのは、"お家芸"である"企画モノ"ではなく、今なおカリスマ的地位を持つ、2人のAV女優だった。──森下くるみ、夏目ナナ。彼女たちである。