SMAPが後輩たちと積極共演その裏に、"あの女"の思惑が!?

最近落ち目のSMAPも、後輩たちにはまだまだ怖い存在なんです!!

 10月26日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ)内「ビストロSMAP」のコーナーにゲスト出演したKinKi Kids。「ご来店、ありがとうございま~す!」と、恭しく頭を下げて迎えるSMAPメンバーに対し、「ホント、勘弁してください」とKinKiが恐縮する……という先輩後輩ならではの絡みに始まり、2人がSMAPのバックで踊っていた頃のステージ裏や合宿所での思い出話に花が咲く場面も。さらには、普段はあまり語られないジャニー喜多川社長とSMAPメンバーの秘話が明かされるなど、非常に貴重な内容となった。

 実は、13年にわたる『SMAP×SMAP』の歴史の中でも、ジャニーズの後輩グループが「ビストロ」のゲストに招かれたのは史上初。ジャニーズタレントが一堂に会する年末の「カウントダウンコンサート」などにもSMAPの出演はなく、後輩と絡む姿はここ数年あまり見られなかった。

「KinKi、TOKIO、トニセンのメンバーなど、Jr.時代に接点のあった後輩たちとは面識があるとしても、嵐以下の世代の中には『会ったことがない』という者もいたりする。木村拓哉とKAT-TUN亀梨和也が個人的にメールや電話で交流を深めたり、稲垣吾郎や草彅剛がJr.の生田斗真と鍋を食べに出かけたことがある……などのエピソードもありますが、それらは本当に珍しい話。香取慎吾が、表参道で偶然出会った嵐・松本潤に感激して記念撮影した、なんて話もありますから(笑)」(女性週刊誌記者)

 本誌読者ならすでにご存じの通り、SMAPだけがこうした別格の扱いを受けている要因は、SMAPの育ての親でもある辣腕女性マネージャー・飯島三智女史の存在にある。

SMAP ジャニーズ事務所所属の「国民的アイドルグループ」。マネジメントサイドの事情もあり、同じ事務所に所属する後輩アイドルたちと絡むことは非常に少ない、孤高の存在。

「TOKIO以下のグループは、すべて事務所幹部であるメリー喜多川副社長や、次期後継者といわれるジュリー女史の管理下にある。伸び悩んでいたSMAPを自分の力でここまで押し上げたという自負がある飯島女史にとって、『SMAPはジャニーズ色に染めたくない』『後輩とのセット売りで安易に視聴率を狙いたくない』という気持ちが強いんでしょう」(事情通)

 だが、ここ1年の間に情勢は変化を見せつつある。中居正広主演のフジ月9ドラマ『婚カツ!』にはKAT-TUN上田竜也が弟役で出演。さらに木村のドラマ『MR.BRAIN』(TBS)に亀梨、香取主演の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(同)にはKAT-TUN田口淳之介など、後輩たちが次々とゲスト出演を果たしているのだ。そこへきて、今回のKinKi登場となると、何か意味があるのかと深読みしてしまうのだが.……。

「いずれも、視聴率の上でそれほど大きな効果は出ませんでしたが、飯島女史の態度が軟化したことだけは間違いないですね。もしかすると、今後『SMAP×SMAP』に後輩たちが次々とゲスト出演……なんて可能性もあるかもしれません」(同)

 自身の番組ではあまりやる気のみられないけだるいトークを見せるばかりのKinKi堂本剛も、ビストロでは、いつになく緊張した面持ちでトークを繰り広げた。また、SMAPのコンサートを訪れた関ジャニ∞・村上信五や丸山隆平がトロッコに上げてもらったエピソードを感激まじりに披露するなど、後輩たちにとってはまだまだ雲の上の存在であるSMAP。だが、そんな彼らだからこそ、後輩に伝承できるものの価値は計り知れない。今後も、SMAPと後輩らの絡みを通じたお互いの相乗効果に期待したいものだ。
(竹辻倫子&平松優子)

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