芸能界下剋上? 乱立する女子大生専門プロダクション

八田亜矢子のブログより

 女子大生タレントの需要が高まっている現在、専門部署を立ち上げる芸能プロも増えてきている。例えば、小林麻央や八田亜矢子が所属するセント・フォース。今年から「セントフォース・スプラウト」という育成部門をつくり、ミス受賞者を含む有望な女子大生モデルを所属させているのだ。当然、今年の各大学ミスキャンパスにもスカウトを派遣している。

「本命は『ミス青学』に出場していた本仮屋リイナだったと聞いています。名字からもわかる通り、女優の本仮屋ユイカの妹。ただ、本人が芸能活動にヤル気がなかったのと、同コンテストで予選落ちしてしまったことで、あっさり手を引いたらしい」(芸能プロ関係者)

 ほかにも明確に部門をつくっているワケではないが、上戸彩らが所属するオスカープロモーションやホリプロの新人発掘部門も、女子大生にターゲットを絞り、ミスキャンパスなどでスカウト活動を続けている。

 反対に勢いを失ってしまったのが、元祖・女子大生モデル専門プロダクション「キャンパスパーク」。かつてはミスキャンパスに協賛金を出すなど、イベントを牛耳っていたが……ここ1~2年はすっかり鳴りを潜めている。

「数年前まで、女子大生ビジネスはニッチ産業だったんですけどね……。今は有望な女のコに声を掛けても、大体ほかの芸能プロに入っている。ウチに応募してくる女のコも激減しているし、先行きは暗いですよ、ホント」(キャンパスパーク関係者)

 知名度が低い彼女らの主戦場は、主に雑誌の読者モデルが多いようだが、群雄割拠の様相を呈する女子大生"芸能"ビジネス。最後に笑うのは、どこの芸能プロだろうか?

(取材・文/岩友江理)

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