──イケメンボーイズグループでありながら『Mステ』はおろか、『SMAP×SMAP』にまで出演できちゃう東方神起。しかも音楽的実力は折り紙付きで、受け答えも80年代アイドルばりの品行方正ぶり......こりゃ、最近ヤンチャな若手ジャニたち、ヤバいんじゃない!? というわけで、ジャニの中でも東方神起と世代が近く、キャラも立ってるKAT-TUNと比較してみることに。
【ジャニーズ代表】 KAT-TUN
言わずと知れた、ジャニーズ事務所のアイドルグループ。メンバーは、亀梨和也、赤西仁、田口淳之介、田中聖、上田竜也、中丸雄一の6人。赤西の突然の海外留学や、小泉今日子と亀梨の熱愛報道、田中の素行問題などの話題を提供してきた、ジャニタレの中では1、2を争うヤンチャ君たち。
日本では口パク封印! 本気で歌って踊ります
◉歌唱力&ダンス力対決
[WINNER] 東方神起 × [LOSER] KAT-TUN
KAT-TUNのみならず、歌とダンスが売りのジャニタレだが、コンサートが口パクなのは公然の秘密。同じく、歌とダンスで観客を魅了する東方神起も、故郷・韓国でのパフォーマンスでは口パクが目立つ。しかし日本でのコンサートでは、激しくダンスしながらも、全20曲以上をしっかり歌い上げる歌唱力とスタミナを披露。ジャニタレ各位にも見習ってほしいほどだ。メインパートのジェジュンだけではなく、ほかの4人も高い歌唱力の持ち主。特に、練習生(ジャニーズでいうJr.のようなもの)時代が長かったジュンスの肺活量・歌唱力は凄まじく、ファンいわく、どんなときでも絶対に音を外さないのだとか。またユチョンをはじめ、作詞作曲を得意とするメンバーもおり、クリエイティブな面でも才能を発揮。ユチョンは帰国子女で英語がペラペラ。韓国語・日本語・英語、3つの言語を操り歌詞を書くことができる。英語といえば、語学留学で一時芸能活動を休止していた赤西仁。最近はLA仕込みの英語で海外雑誌のインタビューにこたえるなど、語学力もアップしているようだが、やはり帰国子女にはかなわない? ここでも東方神起の圧勝と言えそう。
平均身長差約7cm! 長身はイケメンの条件です♪
◉ルックス対決
[WINNER] 東方神起 × [LOSER] KAT-TUN
メンバー1のイケメン・ジェジュンは、昨年中国のテレビ局STAR TVが発表した「アジア10大イケメンタレントランキング」で、堂々の1位に。ちなみに3位にユンホ、4位に亀梨和也がランクインした。一方、「an・an」(マガジンハウス)の「好きな男ランキング」(08年)では、3位に赤西仁、11位に亀梨がランクイン。東方神起メンバーの名前は挙がっていない。どちらがよりイケメンかは甲乙つけがたいところだが、よりインターナショナルなイケメンは、東方神起といえそう。ボディのほうはモムチャン(肉体美)を重んじる韓国人だけあって、全員ガッチリした体つきだ。身長は、グループ平均で181cm。一方KAT-TUNは174cmと、東方神起のほうが7cm高い。だが、ファッションセンスに関しては、KAT-TUNのほうが安定している模様。ファンの間では、オシャレなのはジェジュンとユチョンとされているが、ユチョンの場合、堂本剛を彷彿させる奇抜なオサレに走るときも。ヘアスタイルをよく変えることでも有名で、昨年はアシンメトリーなきのこカットにしてファンの不評を買った。ともあれ、「高身長は七難隠す」ということで、東方神起の辛勝!
下ネタに赤面! ヤンチャも当然いたしません
◉アイドル意識対決
[WINNER] 東方神起 × [LOSER] KAT-TUN
「日本に来て、ミニスカートで自転車に乗っている女の子が多くて驚いた」「エッチな話は......たま〜にします」と、ハニカミながら語るなど、80年代アイドルのようなピュアさをアピールする東方神起。事務所の管理徹底の賜物なのか、デビュー以来大きな女性スキャンダルは皆無に等しく、まさに"古き良き時代のアイドル"という感じ。一方のKAT-TUNは、田中がAV嬢との密会が報じられたり、赤西、田口も女性とのツーショットをフライデーされるなど、やりたい放題。アイドルとして、プロとしての自覚は東方神起が断然上といえそう。また、今や韓国で有害指定を受けるようなセクシーな曲を歌う彼らだが、つい2年ほど前までは、着ぐるみを着て愛らしくパフォーマンスをしていたことも。アイドル性を重視した韓国のコンサートでは、パステルカラーの衣装を着て自転車で宙を舞ったり、ミニカーで会場を走り回るなど、いかにもな演出でファンを喜ばせた。現在21歳で一番年下のチャンミンは、赤ちゃん言葉でかわいらしさをアピールすることもしばしば。日本ではアーティストとして活動する東方神起だが、「THE アイドル」としても十分すぎる実力がある模様。
「5人でひとつ」のはずだったのに......
◉仲の良さ対決
DRAW 東方神起 × DRAW KAT-TUN
母親・弟と暮らすため、ユチョンは現在韓国の寄宿舎を離れているが、グループ結成以来、東方神起は5人で共同生活を送ってきた(日本活動時は、現在も5人で生活)。四六時中一緒にいれば、会話もしたくなくなるのが常だが、彼らの場合はいまだに非常に仲がいいという。特にユチョンとジュンスは、同じ年ということもあり、かなりの仲良し。手をつないだり抱き合ったり、激しいボディタッチは常日頃で、「この2人、ホモなのでは?」と思われてもおかしくないほどだ。2人のじゃれ合う姿を見て、悶え苦しむファンも多いのだとか。がしかし、前述の通り、今年8月、ジェジュン、ユチョン、ジュンスが、所属事務所を相手に契約効力停止の仮処分申請を出したことで、仲良し説に陰りが。4月の段階で、3人が解散に関する内容証明を事務所に送っていたとの報道もあり、ファンにショックを与えている。「東方神起は家族」「東方神起はこの5人でないと東方神起じゃない」などと、絆の深さをアピールしてきたメンバーたち。赤西の脱退騒動(06年)以来、KAT-TUNには常に不仲説がつきまとうが、東方神起も今後はクリーンなイメージではいられない?
韓国ファンは過激! オリキを見習ってほしいです...
◉ファンのマナー対決
[LOSER] 東方神起 × [WINNER] KAT-TUN
「決められた場所以外で出待ちをしない」「電車内では、タレントと同じ車両には乗らない」など、ジャニタレファン(オリキ)にはさまざまなルールがあり、礼儀正しくタレントを応援することで知られている。その中ではKAT-TUNファンは"やらかし"が多く、過激なほうとされるが、東方神起のファンはその比ではない。特に韓国のファンの追っかけ行為は相当過激だ。メンバーの住む寄宿舎で出待ちするのは当然で、空港ではメンバーを押しつぶさんばかりに取り囲み、写真を撮りまくる。メンバーがどこにいようと張り付いて逐一ブログなどにアップするため、ネットを見れば、彼らがどこで何をしてるのかすぐにわかる状態だ。中には悪質なアンチもおり、06年にはユンホが、ファンを装った女性が差し入れた接着剤入りオレンジジュースを飲んでしまい、病院に運ばれるという事件が起こっている。こうしたファンの過剰な行為がストレスになっていると思われ、今年4月にはユチョンが空港でファンのカメラを無理やり取り上げる動画が出回り、波紋を呼んだ。常時追いかけ回されてプライベートを奪われる東方神起、ここはKAT-TUNがうらやましい?
ジュンス(Xiah/公式ニックネーム。以下同)
本名:キム・ジュンス。1987年1月1日生まれ。身長178㎝。B型。中1の頃から練習生としてレッスンを重ねていたが、変声期が2年以上も続き、デビューまで6年を要した。オヤジギャグをかますやんちゃキャラ。愛読書は『かいけつゾロリのおやじギャグかるた』(ポプラ社)。
ジェジュン(HERO)
本名:キム・ジェジュン。1986年1月26日生まれ。身長178cm。O型。お耽美系のキレイな顔立ちだが、整形疑惑もチラホラ。メンバー内ではお母さん的存在で、料理が得意。辛いものとお酒が大好きで、06年4月には飲酒運転で御用になったことも。
チャンミン(MAX)
本名:シム・チャンミン。1988年2月18日生まれ。身長186cm。B型。中学生時代に校門でスカウトされ、オーディションを受けて東方神起に加入。一番年下だが、礼儀正しいしっかり者。普段はニコニコしているが、ドSな一面をチラつかせることも。
ユチョン(Micky)
本名:パク・ユチョン。1986年6月4日生まれ。身長180cm。O型。帰国子女。アメリカで両親が離婚し、寂しく貧しい生活を送ったことを韓国のテレビ番組で涙ながらに語り、感動を呼んだ。肌身離さず着けているブルガリのブレスレットは、最愛の弟からのプレゼント。
ユンホ(U-Know)
本名:チョン・ユンホ。1986年2月6日生まれ。身長184cm。A型。リーダーであり、グループのお父さん的存在。メンバーの中で一番ダンス歴が長く、そのキレはピカイチ。練習生時代に実家の家計が傾き、バイトに明け暮れたという過去があり、苦労人でもある。