未曾有の大不況に直面しているテレビ業界だが、今年4月に入社する新人アナたちは一様に華やか。黄金世代と言っても過言ではないほど、粒ぞろいなのだ。女子アナウォッチャーが解説する。
「ここ数年、多方面からの批判もあってミスキャン受賞者やタレント経験者の採用が減っていたんですが、09年度は違います。中野美奈子や大橋未歩らタレントぞろいの02年入社組と同じ......いや、それ以上の豪華さでしょう」
まず目を引くのが、看板アナの小林麻耶が退社してしまうTBS。06年度の「準ミス青山」である江藤愛、同じく07年度の「準ミス青山」の田中みな実が入社する。
「江藤愛は"ミス青山コンテスト"で、Gカップ歌姫として人気の谷村奈南を打ち破った逸材。まぁ、大きなテニスサークルに入っていたので、学内には組織票の勝利なんてうがった噂もありますが......」(芸能ライター)
同じくミスキャン受賞歴を持つのが、NHK内定の小正裕佳子。1年のときに「ミス東大」と、ミスキャン日本一を決める「ミス・オブ・ミスキャンパス」のグランプリに輝いている。
「今は東大大学院に通う超エリート。当然、即戦力として期待されています」(同)
期待度の高さで言えば、テレ朝内定の宇賀なつみが頭ひとつ抜けている。すでに『報道ステーション』お天気キャスターへの抜擢が決定。今後、同局の看板アナ候補として英才教育が施されるのは間違いない。
反対に異色の肩書を持つのは、日テレ内定の上田まりえだ。実は彼女、キー局初となる専修大学出身者。
「専修は07年からアナウンサー養成講座を開講していて、彼女はその第1期生。潜在能力は高く、今年2月開催の『横浜国際女子駅伝』(日テレが中継)ではプロデューサーから声がかかり、特例でコース外リポーターを担当していました」(スポーツ紙記者)
女子アナバブルは、まだまだ続きそうだ。
(北川ヒロミ)