私、ちょっとおかしいんです。

↑クリックで拡大します。(写真/角田修一)

 タイトな漆黒の服に映える、褐色の肌がまぶしい。このエキゾチックな美女は、メンズが大多数のサイゾー読者には馴染みが薄いかもしれないが、「Popteen」(角川春樹事務所)や「ViVi」(講談社)を中心に活躍する、人気モデルのローラ。実は、本誌2月号で「09年の注目美女」として彼女をピックアップしているのだが、ひょんなタイミングで今回、表紙を飾ってもらうこととなった。

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「サイゾーを見てね、女の人しか私のこと知らないと思ってたから、『ワオ!』って感じで、すごくうれしかった。いつもは女性誌に出ることが多いから、ちょっと不思議な気分だけどね(笑)」

 大きな瞳で見る者をクールに挑発する、このグラビア写真のビジュアルからは想像しづらい、独特のハイテンションで話す彼女。普段からそんなに明るいんですか?

「うん。とてもマイペース。あと周りにいっぱい人がいると、ヘンな人になっちゃうんだよね(笑)。私、双子の兄がいるんだけど、何考えているかわかんないとか、変なとこで怒るってよく言われるし。最近怒ったことというと......うーん、えーと......覚えてなーい(笑)」

 うーん、彼女と話していると、なんだかこちらまで楽しくなってくる。でも、人から変わってるって言われるの、イヤじゃないんですか?
「んー、あんまりイヤじゃない。自分でもおかしいと思ってるから(笑)。でも自分では、意外と物事をハッキリ考える人だと思っていて、つまり、これがよくない、だからこうなってた、だからこうした。よくわからないかな? だから、私は物事はちゃーんと考えてる。でも、それを言葉で表現するのが下手というのがあるから。んー、そうだな......」

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 う、うーんと、要は、「実は論理的に考えてるんだ」ってことですね? なるほど、彼女は、心の中にある自分の感情や想いに対して素直に向き合い、それをなるべく正確に伝えようとしているのだ。そんな真っすぐな姿勢が、周囲を明るくポジティブな雰囲気に包むのではないだろうか?

「今年の目標は、この先の進路をちょこっとハッキリさせること。ちょこっとね。あとは英語をもーっと身につけたい!」

 昨年8月には、「Popteen」主催のイベント『あげるPopteen祭』においてオリジナル楽曲を披露し、最近はボイストレーニングも始めたという彼女。語学への意欲も、自ら英語の歌を作って歌いたいという考えから導き出されたものだという。歌手という夢に向かって、真正面から取り組む彼女。そのあり余るハッピーなエネルギーで、これからも、より多くの人にハッピーをまき散らしてほしいものである。
(エリンギ)

ろーら
1990年3月30日、バングラデシュ生まれ。身長164cm。「ViVi」(講談社)や「Popteen」(角川春樹事務所)などで活躍するハーフモデルで、バングラデシュ人の父と、日本人でロシア系クオーターの母を持つ。双子の兄は「ViVi」に登場したことがあり、かなりのイケメン。特技はベンガル語と英語だが、「中学生の時にバングラデシュに英語の勉強のために留学したんだけど、遊んじゃって全然勉強しなかったの。マンゴーの樹に登って取って食べたりして、で、日本帰ってきた(笑)」とのこと。

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