YouTubeに自分の動画をアップしたところ、謎の超絶美少女ぶりが関心を呼び、いまや動画の閲覧回数が5000万アクセスを超えるという世界一有名なネットアイドル、マギボンが来日した。しかも彼女は、ネット上で知った日本のテレビドラマや歌に多大な影響を受け、日本文化と日本語を独学で習得。今回の滞在では秋葉原のメイド喫茶でメイドコスプレを体験し、吉野家の牛丼を食べ、カラオケで懐メロの「白い色は恋人の色」を熱唱したという。なんでそこまで日本が好きなの?
「何よりも、日本の文化や言葉が興味深かったの。実際に来てみたら清潔で、安全で、人々も礼儀正しくて......。本来の自分の居場所はアメリカの片田舎じゃなくて、日本なんじゃないかって思うようになっちゃったんです(笑)」
なるほど。でもアメリカもこれからオバマが大統領になって、住みやすくなるかもよ?
「期待はできると思います。でもね、オバマと同じくらい麻生さんも好き。東京国際映画祭の開会式で、麻生さんに会えたのはとってもうれしかった!」
すごい、いまや日本人の2割しか支持してない首相を、アメリカの少女が応援してるなんて! また、「日本のアーティストで憧れているのは(グラビアアイドルの)小松彩夏ちゃん。モー娘。も大好きです!」とのことで、近い将来は日本に住んでタレント活動をしたいという。
かつて米国が放った"黒船"アイドルは日本男児の"大砲"が命中して撃沈してしまったが、誰よりもアツい日本LOVEをうたうマギボンに、ぜひ声援を!
マギボン
本名はマーガレット・リリアン。1986年、米国フロリダ州生まれ。06年夏よりYouTube上に、無言でカメラを見つめるだけの自分の動画をアップし、謎の美少女として爆発的な話題に。そして突如として日本語で自己紹介を始め、あみんの「待つわ」を歌ったことから、親日派のネットアイドルとして日本でも注目を集めた。現在は日本での芸能活動を目指し、準備中。YouTube チャンネル〈http://youtube.com/magibonchan〉