09年を大予想! 田母神、オナベがブレイクする!?

正行 さて、いよいよ2009年です。今年もズルむけキャラがどれだけ出てくれるか、楽しみです。

志麻子 去年に引き続き、泰葉に期待ですよね。どう考えたって、林家三平のDNAを一番受け継いで、一番お笑いの才能があるのは彼女でしょう。

正行 林家いっ平の三平襲名披露に「ハッスル」仕込みのサムイ芝居で乱入して、「ちょっと待った! 『三平』は私が襲名するんじゃ!」とかやってくれないかな。泰葉も47歳ってことで、昨年の流行語大賞「アラフォー」周辺の女性は無駄に元気でしたよね。


志麻子 熟女ブームはこのまま続いてほしいわ。

正行 「41歳のグラビアアイドル・桜井美春」とか現れましたけど、若作り感が不自然なんですよ。熟女好きとしては、重力に勝てずにたるんだ皮膚とかの"歴史が刻まれたボディ"が見たい!

志麻子 ところで、とんねるず石橋貴明の嫁・鈴木保奈美が芸能界にカムバックしましたが、徳光さん的にはどうですか?

正行 こういうスカした熟女はお断りですよ。綺麗すぎて現実味がない!!

志麻子 前妻との間に生まれた長女・穂のかも、女優デビューするそうじゃないですか。

正行 「父が石橋貴明だということを隠してオーディションを受け、見事合格!」ということになってますが、今時そんなわけないのに......。しかもこの娘、まだ若いのに、とんねるずがコントでやってた北関東のホステスみたいな場末感が漂ってるんですよね。

志麻子 父親が今まで泣かせてきた女たちのバチが、娘に当たってしまったのかしら。『うたばん』(TBS)で石橋がさんざんブスネタにしてきた保田圭のほうが、ずっと可愛いわ。私が中瀬ゆかり(週刊新潮デスク)に、「デブ!」って言われるようなもんですよ。デブといえば、江原啓之さんの新刊(『スピリチュアル タブー・ブック』マガジンハウス)の広告写真、修正っぷりがすごくてビックリ! だって、体重が実物の半分くらいになってるんですもん。前に知人がすっぴんの彼を見て「あれ、なんでこんな所に(メイク前の)マツコ・デラックスがいるの?」と、本当に見間違えたそうですから。江原担当の編集者に訊いてみたら、「修正なんて一切してません! (デブに見えるのは)悪霊が岩井さんに取り憑いて、そう見せているんです」って......。

正行 邪悪さでは我々の勝ちですけど(笑)。「08年の世相を表す漢字」じゃないですが、去年はオカマ業界にも"変"がありましたね。椿姫彩菜やはるな愛など、タレントをガチでやっていけそうな綺麗系が台頭しました。しょせん『おネエ★MANS』(日本テレビ)あたりは、イロモノ扱いだったわけですから。まぁ、皆さん本業があるので、芸能界から消えても無問題なんでしょう。僕としては、新しいオカマタレントが出てくるより、今年こそ大御所のカミングアウトがあってほしいですね。

志麻子 噂の"あの方"みたいにモノマネにクレームつけるのではなく、そっちで男を上げてほしい。

正行 レインボー(ゲイの象徴)ブリッジを封鎖しちゃいけませんよね。キリスト教圏国に比べれば、日本はゲイに対して寛容なんですから。あくまでも想像ですけど。

志麻子 韓国なんて、人間扱いされませんからね。日本人はユルくていいわぁ。第一、セクシャリティやエロを芸やお笑いに昇華できるのって、日本人だけじゃないかしら。あ、でも電マだけはダメ!私、電マをやたら頂くので、せっかくだから使ってみるんですけど、カエルの足に電極をつなげる理科の実験と同じ状態になっちゃうんです。頭ではシリアスなことを考えていても、スイッチを入れれば「アウッ」って! 脳とマ◯コが、完全に乖離してしまうんです。

正行 今年は、さらにデリケートな大人のオモチャができるといいですね。わざわざ海外から日本に買いに来るほどですから、車に代わる輸出産業になりますよ。

志麻子 中国が速攻でパチ物を作ったり、韓国が例によって「バイブは昔から我が国にあったニダ」とか言い出しそうで、そっちも期待です。

正行 対アジア対策としては、田母神俊雄前航空幕僚長にも期待ですね。右傾斜90度思想のままで、左寄りの『報道ステーション』(テレビ朝日)のキャスターとかやると、ちょうど真ん中になっていいじゃないですか(笑)。生放送で「北朝鮮などは潰してしまえばいい」とか言ってほしいなぁ〜。

志麻子 18歳年下の韓国人夫に、「JAPAN」とプリントされたTシャツを着せてソウルの繁華街を歩かせる"韓国好きの右翼"の私としても、大変気になります。

今年のイチ押しは『おニイ★MANS』!?

志麻子 話は変わりますが、『5時に夢中!』のOプロデューサーって、チ◯コが小さすぎることで業界で有名じゃないですか。

正行 まるで、"美人すぎる"八戸市議の藤川ゆりみたいですね。というか、志麻子さんがあちこちのコラムで書きまくって有名にしてるわけですけど(笑)。

志麻子 先日、番組で彼が温泉に入っているの見ました? 股間のでっかいモザイクは、誰に配慮したのかしら。

正行 本当は500円玉大くらいで隠れそう。見栄の張り方が、初期のAVみたいで好感が持てます。

志麻子 今まではチ◯コは大きいほうがチヤホヤされてきましたが、今年はチ◯コが小さい男性がブレイクするかもしれません。

正行 あとブレイクといえば、オカマに続いて今年はオナベに期待したいですね。去年の水谷豊再ブレイクに倣って、レズ疑惑で芸能界を追われた佐良直美に再ブレイクしてもらい、番組『おニイ★MANS』とかやってくれないかな。

志麻子 じゃあ私も、職業レズビアンとしてブームに便乗したいわ〜。「やる気! 元気!」のあの方みたいにピンクのスーツを着て、白ブリーフをはいて......あっ、北京五輪でオグシオを破った中国のバドミントンペアみたいに、髪形も角刈りにしたほうがいいかしら。女を捨てて勝負に懸ける彼女たちの姿は、「キター!」の方より男らしかったですもんね。よく出入りしているオナベバー情報では、女性アスリートにはオナベの方が結構いるそうですよ。しかも、バドミントンやバレーボールよりも、断然ソフトボール率が高いとか。

正行 タマとバットを使うところがいいんでしょうかね。

志麻子 「カマさんバレー」に対抗して、「ナベさんソフト」チームを結成するとかどうでしょう? あ、でもスポーツより、どうせなら"本場"新宿二丁目でお店をやるほうが楽しそうですよね。ちゃんこ鍋屋ならぬマ◯コ鍋屋とか?

正行 赤貝とかアワビとか、具は魚介系で決まりですね。

志麻子 味は、匂いのキツくないアジア系好き向けの「澄んだスープ味」と、キツイ体臭を連想させる「チーズ味」の2種類で。女将の私自らが鍋奉行になり、もちろん客は女性限定で、各自の好みを訊いて「アンタ、白人好き? ならチーズ味がオススメよ」って。器にも凝りますよ、箸をチ◯コ形にし、直接鍋にツッコんだらすかさず私が叱るんです。「なんてことするの! ウチのマ◯コ鍋は、みんな処女なんだから!」って。

<今月の業人間♂>

下手なお笑い芸人よりも笑いの取れる男!?
田母神俊雄
前航空幕僚長。48年、福島県生まれ。07年にトップの航空幕僚長に就任。08年、アパグループ主催の懸賞論文で最優秀賞を受賞(賞金300万円は辞退)。ただ、その内容が政府の見解とは異なる、「日本は侵略国家ではない」とするものだったので、シビリアンコントロールの点から問題視され、航空幕僚長の職を解任、直後に退職した。現在はフリーの立場で講演や執筆に専念している。

<今月の業人間♀>

キャバ嬢時代の源氏名が現在の芸名
椿姫彩菜
現役女子大生ニューハーフモデル。84年、埼玉県生まれ。旧名・中村雄一郎。異質な性癖を危惧した親に、男子校の私立小に編入させられるなど、幼少時から性同一性障害に悩む。性転換手術費用を貯めるため、青山学院大学を休学してキャバクラに勤務。06年、タイで手術を受け無事成功。07年には戸籍も女性に変更し、雑誌「小悪魔ageha」のモデルとしてブレイクする。

<プロフィール>
とくみつ・まさゆき
1971年、神奈川県生まれ。タレント。徳光和夫の二男。『5時に夢中!』(東京MXテレビ)でカルト的人気を得、た後、『レディス4』(テレビ東京)のMCを経て、現在は『TOKYOモーニングサプリ』(TOKYO MX) などで活躍中。「まさゆキズム」

いわい・しまこ
1964年、岡山県生まれ。少女小説家を経て、99年、『ぼっけえ、きょうてえ』で、日本ホラー小説大賞を受賞し再デビュー。媒体を股にかけ、エロと恐怖を本音で語る最凶オバハンキャラとして活躍中。『5時に夢中!』の木曜レギュラー。代表作は『タルドンネ 月の町』(講談社)、『べっぴんぢごく』(新潮社)。〈http://www.shimakoteikoku.com/〉

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