山本モナの言動に殿も閉口"ラブホ巡りで復帰"は幻!?

[事件の概要───2]

7月10日発売の「女性セブン」にて、巨人軍の二岡智宏との不倫デート現場の写真を掲載された山本モナ。これを受けて、放送が開始されたばかりの『サキヨミ』のキャスターほか、すべての活動を自粛することになった。モナは、以前も民主党の細野豪志議員との不倫現場をフライデーされて、『ニュース23』のキャスターを降板している。

 不倫スキャンダルで無期限謹慎中の山本モナ。オフィス北野に籍はあるものの、最近は「MBA(経営学修士)を取得することに夢中」だと報じられたり、選挙出馬説が流れたりしているが、結局は、当初の予定通り、ビートたけしが出演する正月番組で復帰する方向で話が進められている。だが、ここに至るまでには紆余曲折があったようだ。

「不倫スキャンダル発覚後、所属事務所であるオフィス北野はモナに無期限謹慎を言い渡したが、キャスターを務めていた『サキヨミ』(フジテレビ)の正式降板には至らなかった。ほとぼりがさめた頃に復帰させるための布石と思われたし、実際に一時は10月からの復帰が有力視されていたんです。ところが事務所は、復帰は時期尚早と判断。結局は9月末に正式降板となったんです」(週刊誌記者)

 ところが、この措置に激怒したのがモナ本人だったという。「(降板は)私の問題じゃない。事務所が勝手に決めたこと」といって、代理人まで立てて、事務所に激しく抗議をしたというのだ。モナがこうした強硬姿勢を取るのも、本人が釈明している通り、巨人・二岡智宏とはホテルに行っただけで実際には肉体関係はなく、「ヤッてもいないのに、なんでここまでの仕打ちを受けなければいけないの?」という思いがあるからかもしれない。

「ただし、これだけ事務所や関係各所に迷惑をかけておきながら、この言い草はない。普通だったら、芸能界を干されても仕方がない状況なのに、事務所側はモナともめていることを公には認めていない。なぜなら、事務所側は、モナの"不倫スキャンダル"によって、彼女をCMに起用していたスポンサーから、多額の賠償金を請求されており、その話に決着がついていなかったんです。スキャンダルの清算も終わってないのに、この上『モナが事務所に反旗を翻した』なんてニュースが流れたら、それこそ事務所の信用問題になります」(芸能記者)

 このように謹慎期間中も奔放な行動がやむことはないモナだが、今度は、MBAを取得するために大学院のカリキュラムに参加したいと言い出した。これ以上、内輪もめを拡大したくない事務所は、渋々ながらこれを承諾。ただ、だからといって学業に専念させるわけにもいかない。今回の件で、事務所は多額の損失を被ることになったからだ。

「一説には、違約金や賠償金をなど含めて1億円以上を支払ったといわれています。もちろん、モナにはその分、少しずつでも稼いでもらわなくては困る。本人は、一時引退も考えていたようですが、なだめすかして仕事を続けるように説得したようです」(事務所関係者)

 しかし、このモナの態度には、当初から彼女をバックアップしていくことを公言していたビートたけしも、相当テンションが下がっているという。

「たけしは、以前は"自分の正月特番で、モナに『五反田ラブホテル巡り』をやらせよう!"と息巻いていたのですが、昨今の身勝手ぶりには呆れているようです」(たけしに近い関係者)

 年明け早々のたけしの番組での復帰という路線は変わっていないようだが、事務所との関係が修復できないようでは、モナの前途は多難だろう。
(今上 明)

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